ヒマに飽かせて、近くの図書館から借りてきた。
自転車が大ブームとなるのと同時に著書を次々と出している人だけど、考えてみればこの人の本を読むのは初めて。
今までの本は初心者向けとか自転車通勤向けとかだったので、あまり必要性がなかったんだよね。
でこの本は、ロードバイクと歴史物と言う事で以前からちょっと興味があった。
で、読んでみて、???。
歴史物として読むには、あまりに浅くてもっと深く掘り下げてないと読み応えがない。
かと言って、自転車旅行ものとして読むとサラッとしているな。
この方の文章を初めて読んだけど、もしかすると私に合わないのかな?自転車界では一番の書き手なのにね。
正直、図書館で借りたんで良かった。自分で買ったのなら、ちょっと腹をたてたかもね。
マア読んで、意見が一致したのは、旅をするのにロードパイクが合っているって事ですね。
一週間位のツーリングに出かけたいなーー。
著者:出井康博
講談社+α文庫
まともなノンフィクションです。
今ではアメリカの大統領に有色人種になろうとしてるけど、ほんの30-40年前までは差別問題で揺れていた。
そんなに遡らなくても、黒人暴動が報道された事もあったな。
日本では学生運動が盛んだった頃に、アメリカの黒人社会の指導者としてマルコムXとかキング牧師の名前を聞いたことがあった。
でも、聞いたことがあるだけで主義主張なんて全く知らなかったけど、この本を読んで理解した。
ストーリーはさらに遡り、戦前まで。
戦前と言うと、60年以上も前の事だけど、その頃にアメリカまで行き、黒人社会に飛び込んだ人がいた事に驚くね。
まー、移民の歴史からすると、こういう事がある可能性も考えられるけど、やはりスゴイね。
結果、その影響は間接的に波及して、オバマ大統領が誕生したとも言えるかもね。
作者:黒崎視音
いわゆる自衛隊の交戦モノです。
自衛隊は軍隊とは認められてないので、イザという時の出動の規定、さらに武器を使う時の規定が明確化されていない。
出動~!となっても、パトカーの様にサイレンを鳴らして信号無視する事は出来ず、赤信号の度にはキチンと停まらなくてはいけない。
まして戦車の様にナンバープレートが付いてない乗り物は、公道を走る事を認められていない。
出動時にパトカーに先導を頼み、戦車はトレーラーの上と言う、ちょっと間が抜けた事になる。
このような法律と現実の矛盾を題材にしたのが“自衛隊モノ”の特徴と言える。
この小説では、法的な矛盾について深く掘り下げてはいないけど、それなりに読む人に理解をさせている。
まー、こういう読み物が好きな人にはお勧めの口だろーね。
なごみ10月号別冊
出版元:淡交社
飲み会で新宿に出たついでに、紀伊国屋を上から下まで見て歩く。
本は好きだからヒマつぶしになるね。
ビジネス書や理工学書なんかも、見て歩くと楽しいものがある。
本の注文はネットで出来るけど、こうして見て歩きはネットじゃ出来ないね。
重いのでなるべく買わないようにしてたけど、フロアーを歩く度に手提げの中に本が増えていった。
好きだからしょうがないね~。
そんな中の一冊。
“京都に住む”って事をテーマに書かれた雑誌だけど、街を楽しむための道具として 自転車を取り上げている。
確かに京都ぐらいのサイズの町では自転車は最強だろーね。
本は買ったけど京都に住もうって志向は全くないね。住みたいのは、海のある町で、自然のあるところだから、真逆に近いかな。
どっちにしても自転車は使い道のある道具だね。
お仲間から紹介された、本を購入。
一般書籍ではないのでネット書籍通販では検索しても出て来なかった。
しかたなく、出版元の保存協会に発注。注文してから配達まで、中1日というスピード入手に喜びました。
B5サイズで、全130p程の本だけど、107pまでがすべて地図。残りのページは宿泊情報。
地図は、1ページに図面が2つも3つも詰め込まれ、盛り沢山である。
なるほど、これはお遍路を歩く人に特化した本だね。
これは、使えるな~。
著者:今中大介
この手の自転車の書籍って読んでいるようで、実はあまり読んでいない。
それは、タイトルに“ダイエット”とか“旅”とかが付き、それを主題に書いてあるようでも、目次を見ると決してそーではない本が多いからだ。
“乗り方”、“部品”、“メンテナンス”等は、どんなテーマで書いても共通で、これにページをさき、肝心のテーマについて深く掘り下げられてない事も多い。
まー、そもそも書いてる人が、そのテーマについて専門家ではなく、思い入れだけで書いているフシが感じられるんだよね。
もちろん専門家である必要性はないんだけど、明らかに間違っていたり知識不足の事を書かれていると、サァーっと引いちゃうな。
そんな中で、この本を買ったのは内容の大部分が今中さんの体験談であり、他の本には書かれてない内容だからだ。
それと、自転車に乗り始めて10年程の私は、今中さんの現役時代を知らない。
時折、テレビの解説等で現役時代の話しを聞いたり、日本人で唯一人、近代ツール・ド・フランスを走った人と知ってる程度だ。
この本では、現役時代のイタリヤでの体験やプロチームの内情、レースの事が書かれている。
こういう内容は、テレビでしかレースを見れない身には参考になる、うれしい情報だな。
作者:浅川次郎

また、浅田次郎です。
何度か目の登場ですけど、はやり良いですね。
文章の構成がウマイ!
言葉の使い方がウマイ!
文章を読んでいて情景が見えるようです。
波止場の古アパート「霧笛荘」に始まる小編のつなぎあわせなんだけど、これがイイ。
住人の一人一人を主人公にして、綴っているがその一つ一つが優しいんだよな。
戸川幸夫動物文学セレクション⑤
著作:戸川幸夫
監修:小林照幸
このところ文庫本界では、以前発行された本のリメイクがブームになっている。
先日紹介した、広瀬正のマイナス・ゼロなどもその流れなんだろう。
新しい作家に面白いストーリーを書ける人が少ないって事かな。
西表島って言えば、ヤマネコって言われる程有名。
過去、数回行った時に、足跡の型とか野生のナマ写真とか買ってきた。
地方出版物で、ヤマネコの話が書かれた本は読んだけど、本家本元の戸川氏の本は読んでなかったかも?
って事で、購入。
文体は時代を感じさせるモノだけど、それもなかなか良いな。
ヤマネコの話も面白かったけど、戦後まもなくの沖縄の状況とか、興味深かったね。
そうそう、戸川氏は旧山形高校の出身で、直木賞受賞作の「高安犬物語」は高畠が舞台だって。
高安って、犬の宮がある辺りの地名。犬の宮にはその高安犬の像があるらしい。
近くを何度も走っていたけど、知らなかったなー。
作者:広瀬正
この本は10年以上前に読んだ本。
タイムマシン物のSFなんだけど良く出来ていると、その時思った。
先日、本屋で平台に並んでいるのを見て、また読みたくなった。
本屋大賞で再版されたんだねー。
読み返してみたら、ストーリーは意外にも覚えていないものだな。
しかし、この作家。SF昨夏の集団の宇宙塵にいたんだ。
宇宙塵って集団は、マンガ界のトキワ荘みたいなもんだね。
残念ながら、売れっ子になる前に亡くなってしまったようだ。
もっと沢山の作品を読んでみたかったね。
ついついこんな本を買ってしまった。
地域認識を深める為に全国各地で行われている検定モノである。
それの地元版がタマケン。
京都だ鎌倉だって言うと、観光地だし歴史もあるので検定にしても、ボランティア・ガイドとかに使えるよね。
現に使っているしね。
でも、タマだと検定受かってどうすんのかね?
単なる自己満足で終わっちゃうのかね。
まー、そう言いながら読むとそれなりに面白く感じちゃうんだけどなー。
作者:有川 浩
今月の新刊って言葉に惹かれて買ってみた。
この作者は全く知らず、過去にも読んだことはないようだ。
で、調べてみたらまだ三十代の半ば。あれ?女性なんだ。
この頃の名前は、それだけで男性なのか女性なのか分からないよね。
で、内容としてはどうかな?
悪くはない気がするな。多少、イラっとするところはあるけど、それなりに文章廻しも上手いようだね。
他の作品も読んでみる価値はありそーだね。
ジャンルとしては青春モノの小説だろうか?ウラ表紙には新感覚青春小説と書かれている。
この作者の本は以前、「夏のロケット」という作品で読んでいて、好印象をもっていた。
この作品も前作と同様、軽いタッチでありえなさそうな事をさらりと書いちゃうのが、読んでて楽だね。
荒唐無稽なストーリーって、読んでいて、「そんなのあり得ないよ!」って突っ込みたくなる時もあれば、「ほー、そう来たか・・」って感じる時もあるね。
この辺は筆力なのか、ストーリー廻しなのかね。
まー多分に好みの問題のような気もするけど。
この作家、まだ二作しか読んでないけど、中々良いのかもしれないぞ。
サーントリーミステリー大賞の作品賞を受賞ってあるけど、この賞を受賞した人って結構良い人が多いな。
ヒマつぶしにはお勧めです。楽しめます。
外出すると決まってどこかの本屋に寄ってしまう。
別に欲しい本がある分けでもなく、捜している本がある分けでもない。
本屋に入りブラ~と一周見てくるのが、習慣って事だな?
もちろん読みたい本や気に入った本があれば買ってしまう。
読む時間なんて考えてないから、読んでない本が溜まる一方なのは確かだ。
昨日も本屋で見ていて、あれ?
探険倶楽部?って。。昔あった雑誌だよね。
良く見ると「探険倶楽部」の表題の下に、“AGAIN”の文字が。
おー、復刻なんだなー。
元々の探検倶楽部が出ていたのは12年前の事らしい。
その頃、再度アウトドアに復帰しようかと考えていたので、この本も買っていた。
だけど、「元探検屋」としては、この雑誌のタイトルの“険”の字が気に入らない。
探検屋の第一歩目に、“検”であって“険”じゃないと教えられるからだ。
探検は冒険とは違い、あえて危険は冒さないように調べる事と教わった。
で、この雑誌。
探険って言うにはお粗末なんだよなー。まー、お気楽って言うべきかもしれないけど。
今回の記事を見ると、海外、離島、秘地、洞くつ、廃道。。。
お気楽モードなので、体力的にも技術的にもすっかり後退したオヂサンに向いてるのかな?
うーん、何となく「サライ」とか「大人の週末」とか、大人向け雑誌の匂いもするね。
ペラペラと楽しんで30分。1200円は高いな~。
作者:丹沢まなぶ
自転車乗りなら誰でも知っているマンガの「シャカリキ」が映画化される。
撮影も順調に進み、9月には公開になるらしい。
この本は、このシャカリキ映画化に伴っての脚本に近い小説らしい。マンガ→映画→小説という流れだ。
ランス豪腕の「ただマイヨ・・・」も文庫化されている。
自転車関連の読み物が次々と出されるのも、ブームの象徴なんだろーね。
でこの本の内容と言うと、実は原作の「シャカリキ」を読んでいない。
全巻持っていて、山形に単身赴任した時にも持って行った。
でも、読むのが惜しいというか勿体ないというか、結局読まないまま東京に戻って来てしまった。
と、いう事でストーリーについては、何も書かないけど、自転車の世界が散りばめられてる作品だね。
著者:夏井睦
自転車に乗るようになって、密封式の治療法を知るようになったが中途半端な知識なので、改めて本を読んでみた。
著者は、このサイトhttp://www.wound-treatment.jp/を開設している事でも知られている、この治療法の先駆者です。
普段の生活の中では、転んで怪我する事なんてあまりないけど、自転車をやってると避けられないよな。
そんな時の為に、知らないより知ってた方がいいかな?
本の内容としては平易で、読みやすく書かれている。主婦から老人までいろんな人が読めるようにしてるね。
最近では“うるおい治療”なんて名前になっているだ。この名前の方が親しみがあるのかな?
内容は大部分知ってた事だったが、“キズは1~3回/日貼り替えても可”とか“消毒薬はまったく必要ない”とかは知らなかったね。
私もこの治療法は自転車仲間から教えて頂いたが、本の中にも自転車業界では医療界より浸透していると書かれていた。
やはり、キズと隣り合わせなのかね。
まー、自転車に乗る方は一度ぐらいは読んでおくとイイかもね。
著者:神津陽
少しは真面目な本を読まなきゃ、頭がボケるなーって思いこれを購入。
江戸時代末期の歴史とも言える新撰組モノ。
新撰組の中核となった、近藤勇、土方歳三、沖田総司、井上源三郎等は多摩出身である。
自転車でポタリングしていると生家跡とか記念館に会う事も多く、割り合いと身近に感じられ興味をひかれる。
そして新撰組の最後も京都から敗走して江戸に戻り、再度甲府に向かう時に多摩から出陣した。
そんな多摩と新撰組をテーマにした本。
しかし読んでみると重かったです。文庫じゃないし、小説でもないし、文章構成は??だし。
読破するのに二週間以上かかりました。はぁ~。
感想としては、きっと見方が少し変わったなー。
著者:安部公房
最近、この本を読んでなかった分けではない。
このコーナーに書きたかったけど、読み始めた本が重くで中々進まず時間ばかり掛ってしまった為だ。
その手こずった本がコレ。
幕末の歴史物を読んでいたら、榎本武揚にひっかかった。
幕府海軍の副総督として官軍にはない圧倒的な海軍を率い、函館に逃亡した。
五稜郭で最後まで戊申戦争を戦ったが、最後は降伏した。
が、明治5年に恩赦で出獄すると僅か2年後には、ロシアの特命全権公使に就任。
海軍卿、清国公使を経て、10年後には逓信大臣、文部大臣、外務大臣、商農務大臣とトントン拍子に大出世。
旧幕府側の人間でなければ内閣の首班にもなれたかもしれない。
人間として批判する人もいるが、なんでこんなに出世できたのかな?って事で本を読んだ。
結果、安部公房の本は難しい。ますます分からなくなったなー。
作者:羽田圭介
高校在学中に文藝賞を受賞したという作者の小説。
主人公の高校生は、ある日物置にしまわれていたロードに跨ってみた。そして走りだすと、止まれない。
そのまま目的地も決めずに、ただ北上。宇都宮→郡山→会津若松→米沢→鶴岡→秋田→青森。
何となくその気持ちが判るような?判らないような。。。
うーん、ハードカバーで買う価値はなかったよなー。文庫になって読み捨てで十分でした。
ペダリスト宣言!40歳からの自転車快楽主義(NHK出版生活人新書)
著者:斎藤純
このところ雨後のタケノコの様に次々と自転車関連の書籍が出版される。
その中で、この本の著者は“銀輪の覇者”を書いた方。ちょっと期待させてくれる。
ましてサブタイトルに“40歳からの・・”とあるので私の年代に参考になるね、って事で購入。
が、いくら読み進んでも面白くない。
“ペダリスト”とは著者自身が作った造語で、“自転車のペダルを踏みながら学び、よく考える人”と定義している。
それは分かるけど、わざわざペダリストと言うほどの内容がないんだよな。
他の本と同じ様な自転車の乗り方や輪行の仕方か、後は他の方からの受け売りばかりでページを稼いでいるね。
いわゆるバブル期のマニュアル本と同じ作りだね。もっと著者の実体験の基づいた内容を増やせば良いのに。
今は自転車ブームと言われ、実際自転車を買う人や本を読む人も多いようだけどこれいう内容じゃどーかね。
自転車関係の書籍なので、敢えて厳しい評価をするけど、立ち読みペラペラレベルですなー。
こういう本が横行すると、自転車は文化とならずに単なるブームで終わるよな。
四方田犬彦/著
本屋でタイトルを見て、“68年に高校?私の世代かな。”って事で購入。
読み進むうちにわかったのは著者と私は同じ学年。
そうは言っても、向こうの高校は天下の教駒。片や私の行った高校は都立の元進学校。あくまでも“元”が付きます。
エピソードの中には、同じ東京の高校とは言え、やはりズイブンと違いがあるようだと思わせてくれるものもチラホラ。
そんな高校生活の中に、分け隔てなく侵入してきたのが学園闘争。大学で渦を巻いた余波が、当然のごとく高校にも及んで来たのだ。
全国いたるところの高校で、“荒れる”とか“バリスト”とかのニュースネタになった。
著者の高校もその一つだったが、私の高校はそれの半年前に東京の先陣を切った学校だった。
ストーリーの柱に学園闘争があり、横糸として音楽や映画、文学が語られている。
読み物として面白いとは思い難い。面白いと言うのからカナリ離れた世界にいるような気がする。
まー、著者自身がおもねってないからね。
笹本稜平:著
「長編冒険小説」と背表紙に書かれているように、確かに冒険モノであるんだろう。
読んでて気が付いた事は、極地を舞台にした小説って少ないので、読み手の基礎知識もないんだね。
この作者の作品は以前に、「天空への回廊」と言う山を舞台にした小説を読んだが、それに比べてストリー廻しが上手くなった様な気がするな。
まー、内容がどうって事ではなく、エンターティメントとして、それなりに楽しめます。
ピュアフル文庫の7月10日発売予定に、セカンドウインドⅡが載ってますね。
いよいよ。楽しみ~。
神山裕右/著
洞くつ探検をベースとしたサスペンス&アドヴェンチャーって事だけど、江戸川乱歩賞受賞の選評にもあったけどB級映画?
昔やっていたケイビング、それもなじみ深いマイコミ平を舞台にしているので、期待してたけど肩すかし。
ストーリー展開の中心にケイビングではありえないような事、やらないような事を持って来ちゃうとどーしょうもないね。
読んでても面白くないって言うか、バカ臭いって言うか、でも知らない世界の描き方ってこんなもんなのかね。
スゴーイとか言いながら読んでいても、実はデタラメだったりするのかもね。
であったとしても、この作品は私の中で×マークでした。
浅田次郎/著
東京で生活していると電車の待ち時間や移動時間で、ちょっと本を読む時間が出来る。
毎日都心まで通っていると、これが十分な読書の時間となる。
浅田次郎の作品はかなり読んでいるけど、このシリーズはまだ手つかづだった。
先日、数冊の本を買った時にこれの「昭和侠盗伝」を混じって買ってしまった。
まー、馴染んでいる作家だからイイかー、と読みだすと「ん?これって第4巻?」。
2-3ページ読んでみたけど、これはダメ。第1巻から読まないと面白みが半減しちゃうぞ~。
と言う事で、「闇の花道」、「残侠」、「初湯千両」と読み進んだ。
面白いね~。表現力もあれば筆力もスゴイ。なんてったって舞台設定や登場人物がイイよね。
どんどん読み進んじゃうんだけど、あまり早く読み飛ばしちゃうのがもったいない。
さすがに浅田次郎だねー。
読んで頂きたい方が、一人二人。。。
川西蘭/著
サクリファイスが出たなら、次はコレでしょー。
この1~2年の急激なロードバイクのブームにつれて、出版物もたくさん出ている。
でも、意外と少ないのが自転車をテーマにした小説だ。その中で、昨年、これとサクリファイスが出版された。
この作品はストーリー展開としては、ちょっと子供っぽいかも知れないが、読み終わったすぐ後で続きを読みたくなる。
軽めの文体の中に無理しない程度にロードの世界を織り交ぜて、なかなか良い感じだな。
うーん、早く次巻がでないかねー。
近藤史恵/著
自転車のロードレースを題材とした、サスペンス小説?
第10回大薮春彦賞や本屋大賞の第二位になったって事で、一般の人にも読まれているらしい。
どういう理由にしろスポーツとしての自転車が注目されるのは、何となくうれしいね。
でも小説としてはどうなんだろう?
幾つかの推薦文では逸品、傑作、感動的な小説と紹介されているけど、個人的にはかなり???だ。
読んで良かったなーとも思わないし、他人に薦めたいとも思わない。
まー、自転車仲間には「こんな本あるね」って話題にはなるだろーけど。
それにしてもタイトルの“サクリファイス”って“犠牲”のようだけど、これをタイトルにしたのが気になるね。
まさか著者はアシストの仕事や生き方がサクリファイスって思ったんじゃーないよね。
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